アルベルタという街

 ROで商人ギルドのある港町、アルベルタ。垢抜けたデザインで、しゃれた感じはおそらくRO界(ミドガルヅ)でも屈指の街でしょう。港には船が停泊していて、中には誰もいません。w
 この街、首都プロンテラからはやたらと遠い場所にあります。しかも、森を抜けて行かないといけないのですが、マップがとても見づらいという難点もあります。はじめてこの街にきた時は、やたらと時間がかかって……かれこれ1〜2時間はかかったでしょうか。いや、もっとかかったかもしれませんね。しかも、それだけかけて来ても、あるものといえば、商人ギルドとサングラスを売っているゆいいつのお店だけ。はっきり言って、入り浸るような要素はどこにもありません。(ぉ
 この街にいまは入り浸っているわけなのですが、これというのも、いくつかのきっかけがあったからなんですね。せっかくなので、書いておきますか。
 まず、辺境のくせにオシャレであること。辺境なのがミソなんです。なんか、アンチメジャー的な雰囲気をかもしだしてて、そのくせ、居易い場所だという。辺境なので比較的人が少なくて、街の入り口でみんなでまったり会話などをしていたりするのです。これは、人の多い首都なんかでは絶対にできない芸当です。しかも、ほかの辺境都市にはダンジョンがあって、だいたいそのダンジョン目当ての常連さんもいっぱいくるのだけれども、アルベルタに来る常連さんは、会話目的でしか来ない。w みんなのんびりと遊んでる感じで、好感が持てるんですよね。
 あと、なんとも不親切なことに、道具屋・武器屋の場所がひたすらにわかりづらい。はじめて来た時には街中をひとまわりしたあげくに「ここには武器屋がない。なんて不便な街だ〜」と思ったりしました。現時点では案内用のNPCも配置されたのでまだマシになったのですが、当時は本当に知ってる人しかわからないような世界。ここで、道具屋に行く必要のあったわたしは、思い切って街の入り口でおしゃべりをしている常連さん方に話しかけてみるのでした。「すみません、ここって道具屋あるんですか?」辺境と思って、失礼極まりありません。w しかし、そんな失礼な輩にもちゃんと答えてくれる親切な人はいるものです。「ありますよ。こっちです」なんて、おしゃべりを中断して案内してくれるのは、ネコミミで、カートを引きずっている女商人さん(さて誰でしょう?)。それからかな、この街にいつくようになったのは。w
 まあなんとものんびりとした街なのですが、その時点ではほとんどの街にまだ行ったことがなかったのに「俺にはココしかないっ!」などと決めつけ、それ以来アルベルタを拠点として、経済活動に明け暮れることとなりました。そして、いまではココを訪れる人たちに道具屋や武器屋を案内したり、こんな不便極まりない辺境からスタートしてしまった不幸な初心者さんたちに初期装備よりは若干強い武器を配布してみたり、とかやって楽しんでいます。
 でも、そろそろ出稼ぎにいかないと、サイフの中身が、最盛期の1/6にまで減少してしまいました。少なくとも、稼げる街ではないです、アルベルタ。でもいいトコです。みんなもアルベルタでマターリしませんか?
 って、でもここの人口が増えちゃっても、反応が重くなっちゃうからイヤだなあ。w

▼ わりと常連さんいっぱい集まった3月7日撮影(笑)